ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を聴く

ラフマニノフのピアノ曲が大好きだ。
中でも協奏曲の第3番はお気に入り。

この曲には名盤がひしめいているが、
よく手が伸びるCDは、小山実稚恵さんが弾いているものだ。
カデンツアは、長いほうのものを引いている。

このカデンツアの和音が美しい。
小山さんは、ラフマニノフが得意なので、この演奏も自信にあふれている。
決してテクニック抜群というわけではないのだが、
美しい演奏だ。

このCDはスーパーオーディオCDになっていて、ピアノの響きが
とても美しい。
オーケストラもロシア系にしてはきれいな音がする。

お気に入りの一枚だ。

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ブルックナー9番 バーンスタイン

ブルックナーの交響曲第9番。
未完成の3楽章で終わる曲。
だが、素晴らしい。
シューベルトの未完成と同じように、次の楽章の
必要性を感じない。(作曲者には失礼だが。)

たくさんの演奏がCD化されているが、
バーンスタイン/ウイーンフィルのものが大好きだ。
録音は1990年3月、この約7か月後に、、バーンスタインは
この世を去る。

第3楽章の最後の音は、ホルンのロングトーン。
この世のものとは思えないほど美しい。

このライブ録音のDVD化されたものも持っているが、
ここでのバーンスタインは辛そうだ。
命をすり減らして演奏しているようだ。

何度も繰り返して聞けるような演奏ではない。
神に捧げられた音楽だ。



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ハイフェッツ ベートーヴェン

今日は休日、そして明日からは激務の日々。
日曜の夕方は、いつもお気に入りの音楽を聴く。
今聞いているのは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
演奏しているのは、ハイフェッツ。
すばらしい。
演奏芸術とはこうあるべき、という感じだ。
この録音、59年前のものです。
そして曲は208年前に作曲された。
人類の進化とか最新技術とは全く無縁な世界。
こんな音楽を聞かされたら、黙って首を垂れるしかない。

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シェーンベルク 浄夜

冬になると聞きたくなる曲、
シェーンベルクの浄夜を聞いている。
この曲のイメージは、冬の晴れ渡った月夜。
聞いているCDは、カラヤン/ベルリンフィルの
1973年の録音。
これを超える演奏を聴いたことがない。
とてもオーケストラとは思えない、完璧にコントロールされた
弦楽合奏。美しさの極致。
初期のシェーンベルクは、マーラーのにおいがする。


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