燃料電池車 問題点

燃料電池車の問題点は何か。

今話題の燃料電池車について考えてみる。
まず、メリットとしては、なんといっても低公害。
廃棄されるのは水のみ、というところか。

しかし、これには落とし穴があるように思える。

問題点としては、以下のポイントがあるだろう。
1.燃料となる水素の貯蔵はどうするか。
2.そもそも、水素をどこから作るのか。
3.水素スタンドのインフラ。

1.燃料となる水素の貯蔵はどうするか。
高圧ボンベを搭載して、貯蔵するか水素吸蔵合金を使うかに
なるだろう。しかし、ボンベは安全性の問題があるように思えるし
水素吸蔵合金は技術的にこなれていない。

2.水素をどこから作るのか。
これが最大の問題点のような気がする。
水を電気分解すればよいのだが、効率的に量産性が問題だ。
また、現在主流となっている化石燃料から作る方法は、
結局ガソリン自動車と同じ資源の問題に行き当たる。
また、生産には大量の電力が必要で、結局日本の発電問題を
解決しなければならないことになる。
(原発が使えない今、火力頼みになるのは避けるべき。)

3.水素スタンドのインフラ。
電気自動車が普及しない原因の第一が、スタンドの整備にあると思う。
結局長距離が走れなければ、自動車としての実用性に乏しい。

インフラがなければ普及は難しい。
だが、普及しなければインフラ整備も難しい。
まだ、10年はかかるのではないかと思う。

今のところは、プラグインハイブリッドが一番実用性があると思うのだが。


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